合成写真用の切抜きは本物のハサミを使うほうが簡単  マウス操作が巧みなら出来ますが  戻る
 写真加工を勉強すると「合成写真」は興味あることの一つになり勉強会でも人気講座ですが、皆さんの出来映えとなるととても使えるものに仕上がらないのが実態です。 被写体と背景の境界が明確な写真があれば綺麗に抜けるのですが、現実にはそのような写真は殆どありませんから下に示すようなきめ細かな輪郭塗り操作を必要とします。

      

 画像を拡大しながら細かくマウスを操作する、これ、苦手な人多いです。
 「印刷してハサミで切り抜いて下さい!」 それをスキャンしてからPicosmos Toolsで簡単に切り抜けます!
 女性はハサミ使いが巧みな人が多いですから、まず失敗することはないでしょう。下図、左が100%Picosmos使用、右がハサミ切り抜き後にPicosmosを使用したものです。 輪郭としては右図ハサミ使用のほうが滑らかに仕上がっています。

  

 尚、ハサミ切り抜き後にスキャンする場合、今回のように被写体に白(帽子)があるときは被写体に無い色紙を被せてスキャンするほうが楽な切抜きが出来るようになります。


 合成写真は人気講座ですが「お遊び」として扱われていて、実際に利用している人が少ないのが残念です。 私は一年に一度は必ず利用しています。 それは“集合写真”に適用するからです。 集合写真にカメラマンは写らない訳ですから、カメラマンをチェンジして撮影して2枚配布していませんか? 私は、カメラマンチェンジまでは同じですが、合成写真にして1枚配布で済ましています。 ただし、その時に配慮しておくことがあり、これをやっておかないと苦労することになります。
  @後で挿入するスペースを意識して最初の撮影を行なう
  Aチェンジ後の立ち位置(座りでも)は全身が写っていること(足先が隠れていて描き込むのに苦労したことがあ
   る)

 正月や法事の集合写真に便利ですので、やってみてはどうでしょうか!